どんぶり経営は、粗利アップの宝箱や〜

どんぶり経営を楽しむ

キャッシュフローコーチ 上地 康史

小さな会社にとり
日々の経理や決算書の分析などは、非常〜におっくう。
だからこそ、どんぶり経営になっちゃいますよね〜^^

どんぶり経営だから、決算時期には赤字になっている・・・。
たとえ黒字でも
意味のない節税で税金を減らしたと思ったら
“現金までなくなっている”・・・。 意外と身近な現実ですよね(苦笑

さぁここからが本日のテーマの本質的な意味!

砂漠の水を思い出してください!
ペットボトルに半分の水。 
もう半分しか水がないと思うのか? それとも
まだ半分も水があると思うのか?

つまり、経営者は
“経営数字にだらしなくてダメ”ではなく
昨日までどんぶり経営だったから、改善すれば良くなるだけ(笑
そう考えると、どんぶり経営は可能性の宝箱ですよね^^

記事を読まれた5分後に「脱★どんぶり経営」のお役に立てると嬉しいです^^

目 次 ーーー
● わたしはどんぶり経営なのかしら!?
● どんぶり経営の可能性を考える
● 脱★どんぶり経営で現金をしっかりと残す^^

このような疑問にお答えします。

ここで注意ポイント・・・。
分かり易さを重要視するために、できるだけ専門的すぎる言葉をつかわず、要点だけをザックリと説明している事をご了承ください。

実践成果 ーーー

学生起業として経営は感覚的に(笑 やってこれたのは
たまたま、時代の流れ、運、周りの方々の支えがあったから。

だからこそ、ハイ! 現金の不安も経験してきました。
っが、長年経営できたのも事実。

そこでキャッシュフローコーチとして資格をとり
過去の自身の経営をチェックすると残念な結果が・・・。

脱★どんぶり経営だった場合
1000万円以上の現金が手元に残っている計算に
(あくまでも計算結果ですが 笑)

間違えた節税や売上の仕組み化を無駄にしたことなど
同じ過ちを皆さんにはして欲しくないです(- -;)

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● わたしはどんぶり経営なのかしら!?

簡単な質問です。
3問以上当てはまればどんぶり経営の可能性大です。
※ 以下の質問は先月末時点でお答えください

1、現金の残高を千円単位で把握している
2、預金の残高を万単位で把握している
3、1ヶ月の粗利額を万単位で把握している
4、1ヶ月の粗利率を把握している
5、主力製品ベスト3の粗利率を把握している
6、主力製品ベスト3の売上比率を把握している
7、固定費を千円単位で把握している
8、毎月の銀行返済の元本と利息を把握している
9、今月末の支払い金額を万単位で把握している
10、今期の目標と現状の差を把握できている

いかがでしょうか。
どんぶり経営者の皆さんにはかなり厳しい質問だと思います。

しかし
全てが経営判断に結びつく大切な確認事項です^^

上記を簡単にできるのが毎月のチェックです。
毎月行えば1日1時間程度で記録、確認できます。 

つまり毎月1日だけ
経営に向き合う時間を確保すれば
自然と生産性があがり
粗利益が確保できる状態に慣れるということです。

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● どんぶり経営の可能性を考える。

最初に、どんぶり経営の簡単な定義をここでは
「 毎月の会社の状態を正しく知らない」とさせて頂きます。 

つまり3つのポイントが現時点で曖昧な状態
P1, 出・入・現状のお金の把握
P2, 経営判断にひつような2割の経営数字の扱い方
P3, 利益・現金を残すために必要なやり方

経営者として知るべき
2割の数字を大体の感覚で把握している現状。 本当に多いです。

だからこそ、ラッキーなんですよね^^
把握するだけで、粗利アップ=業績向上につながりやすい!

脱★どんぶり経営になれるということ。
可能性たっぷりの会社になれるんです!

ここで、大切なポイントは
経営判断に必要な2割の経営数字をしっかりと把握するだけ

残りの法律関係や助成金関係などの場の状況で必要な8割の専門的すぎる経営数字は、士業さんなどにまかせればいいんです^^

ここにそれぞれの役割分担が生まれ
経営者の負担が軽減されるのです。

ここで注意ポイント
“税”と“経営”は似て非なるもの。

税のプロに経営アドバイスは
長距離ランナーとハードルランナーほどの違いがあり
イコールの知識ではないですよね(笑

ここに現金が無くなるポイントがでてきます!
※ もちろん、経営アドバイスもできる士業さんも大勢います(^^)

大切なことは
小さな会社の経営判断は2割の経営数字で
8割程度の経営判断が可能
になれるという事実です。

会社のことを考えている経営者ほど!
全体を知ろうと頑張りすぎてしまいますので、疲れてしまいます。
注意が必要ですよ!

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● 脱★どんぶり経営で現金をしっかりと残す^^

この記事の定義として
「 脱★どんぶり経営 = 毎月の会社の状態を正しくしっている 」
ですので

先月時点で赤字なのか黒字なのか?
現金はいくらあるか?
主力の商品・サービスの粗利益はいくら生み出しているのか?
など、

把握できている状況下で
経営をすると現金との向き合い方が上手くなっていきますので

売上を意識したではなく現金を意識した経営になり
その根本部分の粗利経営を上手くいかせるための
経営判断スキルが向上されていきます^^

その成果が
3期連続の黒字経営となり
現金がある状況下で資金調達ができる会社へと変わっていくのです!

そうなれば、勝ちです!
現金に困ることはなくなりますよね^^
もちろん、調子に乗って無駄遣いをすると意味はありませんが(笑

調子に乗る経営者は、残念ながら“どんぶり経営”な方が多いです。

脱★どんぶり経営の経営者の方には、お金は残ります。
だって会社を正しく経営できている習慣がついているのですから^^

最後までお読み頂きありがとうございます。 小さな会社・店舗の経営にお役に立てる記事をアップできるようがんばります^^

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記事:キャッシュフローコーチ 上地 康史