経営計画書は、お金を借りる通行手形

経営計画書は通行手形

皆さんの会社
年度はじめに目標設定されていますか?

目標設定はしているが
達成への確認や実行せずに挫折されている経営者。 結構多いです。

大切なのは
誰のために何のために作成するのか? そして、
どのようなメリットをもたらすか? を明確にすることです。

例えば
経営数値目標、経営理念、カンパニースピリッツ、会社のお客像など
じつはその全てが経営計画書に
会社の方向性と経営者の想いと一緒に描かれています

小さな会社にとり、外部の関係者で一番喜んでくれるのは
銀行員の皆さんです^^ 銀行は
皆さんの“未来への投資や現在のお金の不安を解消するため”に必要な資金を貸してくれる“場”です。
お金を借りる通行手形! それが経営計画書です^^

記事を読んだ5分後に「経営計画書」を作成する気持ちに役立ちましたらと思います^^

目 次 ーーー
● 経営計画書をつくるメリット^^
● 赤字企業ほど、経営計画書が資金繰りを助けてくれる。
● 銀行員が見方になってくれる経営計画書!

このような疑問にお答えします。

ここで注意ポイント・・・。
分かり易さを重要視するために、できるだけ専門的すぎる言葉をつかわず、要点だけをザックリと説明している事をご了承ください。

実践成果 ーーー

新しいことへ挑戦する際に
自社のお金を使用するか? 銀行からの借入で行うか?
色々な選択があるかと思いますが
小さな会社の皆さんは借りるの一択。

それは
新しいことへ挑戦はリスクがあります。
現金が無くなれば倒産します。

これまで
いくつものビジネスの起点の際に
お金をスムーズに借りることが出来たのは
まぎれもなく経営計画書のおかげです。
計画書を読んでいただき
銀行員が見方になってくれたからです^^

事業計画書ー表紙

● 経営計画書をつくるメリット^^

経営計画書を作成するメリットは大きく分けて2通り

* 会社のビジョン、成長を、見える化し、会社全体で共通言語にする
* 外部に、会社のビジョンへ支援するメリットを見える化する
つまり、内部のためと外部のための2側面があります。

経営の資金繰りで困っている会社の80%は経営計画書で解決できます。
実際に、銀行へのリスケ(債務返済の繰り延べや返済条件の変更)の際に、支援機関と一緒に経営計画書の作成そして提出が求められます。

逆にいえば、経営の一環として経営計画書を作成していれば、資金繰りの際にしっかりと対応できるということです^^

大変だから・・・。 時間がないから・・・。 確かにそうかもしれませんが、資金繰りがうまくいかずに、不安の中バタバタと作成されている経営者もいるのも事実です。 それを考えると先に作成しておくことは、メリット意外ありません。

会社全体のモチベーションに影響するのが経営計画書です^^

● 赤字企業ほど、経営計画書が資金繰りを助けてくれる。

赤字の企業は、経営計画書は、神様的なフォローをしてくれます(笑

現実として、借入の際に決算書を提出します。 その際に損益計算書が赤字。 つまり、設けていないということ、利益から借入返済をするので、赤字だと返してもらえないという事実を突きつけられます。

そんなときに、評価されるのは、社長の想い・人柄であり、会社のビジョンです!
つまり、会社は、商品・サービスを売っているだけでなく、人財と会社が行われている社会性も大切な要素になるからです。

その想い・ビジョンが描かれている経営計画書は、過去の業績ではなく、未来の成長が伝わる最高の経営ツールです^^

● 銀行員が見方になってくれる経営計画書!

よく「 晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を貸さない 」言われますが(笑

確かにそういう時期もあったと思います。 それは評価の仕方です。 これまでは、決算書の結果の経営数字を元に評価されていた時代。 しかし、バブル崩壊後、これまでの経営数字を元に評価するのは意味がない。 経営数字を騙す企業も多いということが判明してきました。
半沢直樹の世界から相当な時間と制度改革が起こっています(笑

だからこそ、経営計画書の存在は大切です。

「 晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を貸さない 」という言葉をもう一度思い出してください。

“傘を貸す、貸さない”の前に“よくわからない人に傘を貸せますか?”っということです。 皆さんなら経営者としての大切な仕事である計画づくりを疎かにしている方は、本当に信用できますか?

銀行員は、基本的に小さな会社のサポーターです。 小さな会社だと担当者は、若い社員が担当されることも。 その若い社員が一生懸命になって上司に掛け合ってくれます^^ 
その際に、説明がスムーズにいく手助け資料として会社の過去(決算書)と未来(経営計画書)があると、上司も判断しやすくなると思います。 もちろん保証協会のかたも一緒ですよね。

忘れては、いけないことは、先方が大切にみるのは、貸したお金がキチンと帰ってくるかです。 両者が“win-win”になれる方法。

それが、会社のビジョンと経営者の想いが詰まった経営計画書です^^

最後までお読み頂きありがとうございます。 小さな会社・店舗の経営にお役に立てる記事をアップできるようがんばります^^

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